ダイエットに取り組む際、「停滞期」を経験する方も多いのではないでしょうか?
食事制限や運動を続けているのにも関わらず体重が減らないと、精神的にもきついですよね。
そこで今回は、「停滞期が起こる理由と挫折しないための対策」について解説していきたいと思います。
停滞期って何?
それではまず、「停滞期」がどのようなものなのかを説明しておきましょう。
停滞期は、カロリー摂取量を抑えたりカロリー消費を促す運動を行っているにも関わらず体重が減らない期間のことです。
摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多いはずなのに体重が減らないため、精神的なダメージがとても大きくなりこの期間に挫折してしまう人も多いんです。
なぜ停滞期が起こるのかというと、「ホメオスタシス機能の活性化」が深く関わっています。
ホメオスタシスとは、人間が体内環境を常に一定に保とうとする機能のことです。
例えば気温の高い夏場に汗をかきやすくなるのも、汗が蒸発することで体温を下げるホメオスタシス機能が働いている証拠です。
この例えは「気温の高さ」に対する反応ですが、停滞期の場合には「摂取カロリーよりも消費カロリーが多い状況が続いている状況」に対してホメオスタシス機能が働くとことになります。
つまり、「このまま消費カロリーが少ない状況が続くと生命の危機だから栄養の吸収率を高めよう」と身体が無意識で反応しているため、痩せにくい期間ができてしまうわけです。
さらに、身体の各機能を必要以上に動かさずに消費エネルギーを少なくするような反応も起こるため、より痩せにくさが増すわけです。
停滞期の期間
人によっても違いますが、ダイエットを始めて1ヶ月ほどすると停滞期が始まるケースが多くなります。
一度停滞期が始まると、2週間~3週間(長い場合は1ヶ月ほど)体重が減りにくい期間が続きます。
また、一度停滞期が終わったとしても、ある程度の期間が経てば再び停滞期が訪れることも多いんです。
停滞期が訪れた時の対策
それでは、ここからは実際に停滞期が訪れた際の対策を挙げていきましょう。
①チートデイを作り精神面をケアする
停滞期に入ると、それまで通りのダイエットではなかなか体重が落ちません。
そんな状態が数週間続いてしまうと、ダイエット自体が嫌になり挫折する可能性もあります。
そのため、10日間に1回くらいの割合で「チートデイ」を作ることをおすすめします。
チートデイは、その日だけ摂取カロリーを我慢せずに一定以上食べるというものです。
2日連続で食べ過ぎてしまうと明らかに体重が増加しますが、1日くらいであればそれほど影響はないでしょう。(とはいえ食べ過ぎには注意が必要です)
チートデイで精神面をケアできれば、停滞期が終わるまで耐えられるはずです。
②筋トレを取り入れ基礎代謝を上げてみる
停滞期に入っている時、基礎代謝量はホメオスタシス機能によって低下します。
もしも食事量のコントロールによってダイエットを行っているのであれば、「筋トレを取り入れて筋肉量を増やす」といった方法がおすすめの対策となります。
これまでよりも若干筋肉量を増やすイメージで、無理のない程度で筋トレを習慣化するのです。
筋肉は修復しているタイミングが最も筋肉量が増えるため、毎日筋トレを行うのではなく、1日おきに上半身と下半身をバランスよく鍛えることをおすすめします。
2週間ほど筋トレを続けると、少しずつ基礎代謝量が増加し、停滞期であるにも関わらず徐々にですが体重の減少が起こる可能性があります。
③体重ではなく体脂肪を意識してみる
実際にダイエットをしてみるとわかりますが、停滞期に入ると本当に痩せにくくなるんですよね。
毎日体重計に乗ってはみるものの、停滞期ではほとんど減ることがなく、「目標の体重を達成させるのは無理かも」と諦めたくなってしまうかもしれません。
そこで、「体重ではなく体脂肪」を意識してみましょう。
前述した筋トレ習慣を身につければ、筋肉量が確実に減少します。
体脂肪が減るということは、理想のスタイルに近づけているということですから、モチベーション維持がしやすくなるはずです。
まとめ
今回は、「停滞期が起こる理由と挫折しないための対策」について解説してきました。
停滞期は、ダイエットを続けていても体重が落ちなくなる期間のことです。
・チートデイを作り精神面をケアする
・筋トレを取り入れ基礎代謝を上げてみる
・体重ではなく体脂肪を意識してみる
停滞期は精神的にも辛くなりますが、ぜひ上記のような対策を実践して乗り越えましょう。
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